診療案内|とくだ歯科クリニック|児湯郡新富町の歯医者・歯科

〒889-1411
宮崎県児湯郡新富町富田2丁目10−1

診療案内

虫歯

虫歯だからといって、削ったり抜いたりする治療が望ましいとは限りません。もちろん、感染が神経に達していれば削って神経も取る治療をしなければなりませんが、どんどん進行しそうな状態でなければ削らない治療方法もあります。

それは、薬剤を塗ってエナメル質の再石灰化を待ち、1~2ヶ月にわたって経過観察するというものです。虫歯の進行状況によっては、やはり削って詰め物を入れる治療をします。

虫歯を削り取る際は、削りすぎないようにすることが大切です。当院では、う蝕検知液で感染範囲を確認し、健康な部分を削らないようゆっくり丁寧に治療します。使うのは、先端が低速で回転し細やかな動きをしやすい機械です。

治療を進めることを焦らずより良い方法を検討いたしますので、ご自身の歯を大切にしたい方は当院にご相談ください。

ホワイトニング

お口元の印象がお顔全体の見た目に与える影響は大きいと思います。しかし、飲食物や喫煙、加齢によって、歯は色素が染みついてしまったりくすんで見えたりしてしまいます。そうした歯の色でお悩みの方にご提案したいのが、ホワイトニングです。

ホワイトニングでは、薬剤を使って歯の色素を漂白し、明るい白さを目指します。方法は、大きく分けて2種類あります。

当院では、診療室で施術するオフィスホワイトニングと、主にご自宅で進めていくホームホワイトニングとの両方に対応可能です。オフィスホワイトニングの方は、事前に目指す白さを教えてください。ホワイトニング作用には個人差がありますが、薬剤を追加するなどして、可能な限りご希望に近づくよう調整します。

また、ホワイトニングの方法は、患者さまのご都合やご希望に合わせてご提案します。例えばメンテナンスのため定期的に通院している方でしたら、セルフケアの一部としてホームホワイトニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

入れ歯(義歯)

保険診療の入れ歯は壊れたり噛みにくかったりしても仕方がないとお考えではないでしょうか。当院では、歯科用プラスチック単体ではなく骨組みに金属を使用することで、強度を向上させています。使い心地についても、手間を惜しみません。

使い心地を追求する手段の一つが、型取りです。型取りの道具は既製品ではなく「個人トレー」という一人ひとり専用のものを作り、それを使って口内の形を記録します。また、できあがった入れ歯をお渡しして終わりではなく、何度でも細かく調整します。時間はかかりますが、使い心地の良い入れ歯にするため、一緒に取り組みましょう。

目指すのは、よく噛める入れ歯です。壊れて使えなくなった場合はもちろん新しく作製いたしますし、お手持ちの入れ歯の修理・改造も行っています。当院以外でお作りになった入れ歯でもかまいませんので、ぜひご相談ください。

根管治療

当院では、歯を失わないようにすることはもちろん、神経もなるべく温存する方針です。それでも虫歯菌が神経に感染してしまった場合は、神経を含む感染組織を少しずつ取り除きます。神経にまだ生きている部分があるなら、そこは抜かずに残します。

神経をすべて取り除いて歯を被せ物で覆ってしまえば、酷い痛みが再発することはないでしょう。しかし、神経を抜き取れば歯は弱くなってしまいますし、どんなに優れた材料で被せ物をしても天然歯には劣ります。そのため、手を加える部分をなるべく少なくするよう慎重に進めております。

治療箇所は、外から見ることができません。歯の神経は「根管」と呼ばれる細い管の中を通っていて、その中から感染した部分を抜き取って内部を消毒します。その際、神経の末端から少しずつ処置を進めていき、痛みや違和感がないか患者さまに訊ねます。

感染した部分は残さず取り除きますが、万が一治療後に違和感があればお知らせください。再治療を行います。ご本人には見えないからこそ、誠実に治療いたします。

歯周病

歯周病は細菌による感染症で、歯茎がダメージを受け、やがて歯を支える骨も減って支えきれなくなってしまいます。糖尿病悪化や誤嚥性肺炎のリスクも伴う病気にもかかわらず、初期症状が目立ちにくいという特徴があります。

予防と、早期発見・早期治療に努めましょう。歯茎からの出血や違和感があるかどうかにかかわらず、定期的に歯科健診を受けることが大切です。痛みやぐらつきが出てからの受診では、すでに病気が進行していることが多いのです。細菌は歯にこびりついた歯垢や歯石をすみかにして増殖するため、クリーニングで取り除くことが予防や改善につながります。

歯周病を予防して快適なお口で毎日を過ごすため、ぜひ当院をご利用ください。

詰め物・被せ物

当院では、治療のためであっても歯を削る量をなるべく抑えます。そして、削った箇所を補って元の形を復元し、噛めるようにするのが詰め物・被せ物です。機能性に加え、できるだけ自然に見えるよう白い材料での治療をご提案しています。

力のかかる奥歯の場合、従来は保険診療だと銀歯で補うしかありませんでした。しかし、歯科医療の発展と制度変更により、ハイブリッドセラミックという白い被せ物を第1大臼歯まで入れられるようになったのです。金属アレルギーがある場合は、第2大臼歯にも適応可能です。白い材料で治療することで、皆さまに喜んでいただけたらと思います。

歯の丈夫さや色調にもっとこだわりたい方には、自由診療の白い材料もご紹介します。それぞれのメリット・デメリットをお伝えしますので、納得いくものをお選びください。お悩みやご要望をお聞かせいただけましたら、それに合うものをご提案します。